重さは減らし、バランスは残るように、体型に調和する乳房縮小

乳房縮小(縮小乳房形成術)

乳房縮小は、過剰な乳房組織と皮膚を切除してサイズと重さを減らす手術で、多くの場合リフトを同時に行います。

01

概要

大きなバストは、美容上の問題だけではありません。肩・首・腰の痛み、ブラジャーの肩ひもの跡、乳房下溝の湿疹やただれ、運動の制限、前かがみになる姿勢といった身体的な不便を伴います。乳房縮小は、過剰な乳房組織と皮膚を減らして重さを軽くし、同じ手術の中で乳頭・乳輪を適した位置に上げて、たるみまで矯正します。

どれだけ減らすか、どのパターンで皮膚を切除するか、乳頭・乳輪の血流と感覚をどの経路で守るかが、手術設計の要です。Dr. Juyoung Go 院長は、乳房縮小において皮膚の切除パターンを患者に合わせて決める方法と、スキンエンベロープ(余った皮膚の外皮)の管理をテーマに韓国内外の学会で講演を重ねており、その内容はこのページ下部の関連研究にまとめています。

アトリエ形成外科は、サイズを減らすだけではありません。肩・腰・お尻と調和する大きさを決め、切除後にも自然な形とプロジェクションが残るように組織を再配置します。全身麻酔の手術は1日1件のみ行い、カウンセリングから手術、術後の経過確認まで院長が直接行います。

02

このような方におすすめです

  • バストの重さで肩・首・腰に痛みがある場合
  • ブラジャーの肩ひもが肩に食い込む、または乳房下溝に湿疹やただれを繰り返す場合
  • バストが大きく、運動や服の選択が制限される場合
  • 左右のサイズ差が大きく、片側だけを減らして合わせたい場合
  • 大きなバストとたるみが同時にあり、リフトだけでは足りない場合
  • 妊娠・出産・授乳または体重の変化の後にバストが大きくなり、たるんだ場合
03

手術 · 施術の方法

01

垂直切開による縮小

乳輪周囲の切開と乳輪の下の垂直切開から乳房組織を切除し、残った組織を上に集めて固定します。乳房下溝には切開を行わず、組織を集めて持ち上げる方式のため、プロジェクションが維持されます。切除量が非常に多い場合や皮膚が著しく伸びている場合には、下側の皮膚が余り、追加で整える必要が生じることがあります。

適している場合 · 中等度の縮小量で、皮膚の弾力がある程度残っている場合
02

逆T字切開による縮小

乳輪周囲・垂直切開に、乳房下溝に沿った横の切開を加え、三方向から組織と皮膚を整えます。切除量が多く皮膚が大きく伸びている場合でも、乳頭の位置と形をあわせて矯正できます。傷あとは長くなりますが、下溝の傷あとはブラジャーのラインの内側に位置します。

適している場合 · 縮小量が多く、皮膚が大きく伸びている場合
03

乳頭・乳輪の血流経路の設計

乳頭・乳輪は、組織につながった茎(ペディクル)を通して血流と感覚の供給を受けながら、新しい位置へ移されます。茎を上側・内側・下側のどこに置くかは、乳頭を上げる距離と切除量、組織の分布によって決めます。非常に大きなバストで乳頭を遠くへ移す必要がある場合は、血流のリスクを考慮して経路を決めます。

適している場合 · すべての縮小手術で、切除パターンとあわせて決めます
04

脂肪吸引の併用

脇の前側やバストの外側のボリュームは、切除よりも脂肪吸引で整える方が傷あとが少なくなります。乳房組織より脂肪の割合が高い場合には、少量の縮小を脂肪吸引だけで行うこともありますが、この場合たるみは矯正されません。

適している場合 · バストの外側や脇のボリュームを一緒に整える場合や、脂肪の割合が高い場合
04

イラストと写真

術前 · 手術デザイン · 術直後
術前 · 手術デザイン · 術直後
術前 · 術後6か月
術前 · 術後6か月
逆T字縮小術の傷あとの位置
逆T字縮小術の傷あとの位置
手術デザイン · 術後
手術デザイン · 術後
術前 · 術後
術前 · 術後
手術デザイン · 術直後
手術デザイン · 術直後
術前 · 術後6か月
術前 · 術後6か月
国内外の学会で乳房縮小術を講義する Dr. Juyoung Go 院長
国内外の学会で乳房縮小術を講義する Dr. Juyoung Go 院長

手術デザインと結果は写真をもとに描いたイラストで、結果には個人差があります。

05

手術の基本情報

手術時間
約3〜4時間
麻酔
全身麻酔(麻酔科専門医との連携)
入院
1日
抜糸
約10〜14日
日常生活への復帰
約1〜2週間
通院
術後1週 · 2週 · 1か月 · 3か月 · 6か月

個人の状態によって異なる場合があり、カウンセリング時に正確にご案内いたします。

06

アトリエ形成外科のアプローチ

  1. 01
    減らす量より、残す形を先に設計します

    どれだけ切除するかではなく、切除後にどのような形が残るかを軸に計画を立てます。乳頭の位置、下溝の高さ、バストの幅とプロジェクションを先に決め、それに合わせて切除する組織の位置と量を逆算します。

  2. 02
    切除パターンは患者に合わせます

    切除量、皮膚の弾力と余裕、乳頭を移す距離に応じて、垂直切開と逆T字切開のいずれかを決めます。同じ大きさのバストでも皮膚の状態によってパターンは異なり、Dr. Juyoung Go 院長はこのテーマで Korean Society of Plastic and Reconstructive Surgeons (大韓形成外科学会) の支部シンポジウムや海外の学会で講演しました。

  3. 03
    乳頭・乳輪の感覚と血流を守る経路を決めます

    乳頭・乳輪を移す経路を誤ると、感覚の低下や血流障害が生じることがあります。移す距離と組織の分布を見て茎の方向と厚みを計画し、手術中と手術後に血流を確認します。

  4. 04
    体型とのバランスでサイズを決めます

    とにかく小さくすることが目標ではありません。肩幅やウエストライン、身長と体重に合う大きさをカウンセリングで一緒に決め、3Dシミュレーションで予想される形を確認します。

07

術後の経過

  1. 手術当日

    全身麻酔から目覚めた後、個室回復室で安静に過ごします。ドレーンを留置して圧迫ブラを着用し、1日入院します。

  2. 1〜3日目

    退院後、胸が突っ張る感じや鈍い痛み、腫れがあります。ドレーンは排液量を見て抜去し、腕を大きく上げる動作は避けます。

  3. 1週間

    初回の通院で傷と乳頭・乳輪の血流を確認します。座ってする仕事はほとんど可能で、防水ドレッシングをしたまま軽くシャワーを浴びることができます。

  4. 2週間

    抜糸を行い、傷あとのケアを始めます。切除した組織の病理検査の結果を確認します。補正ブラは引き続き着用します。

  5. 1〜2か月

    腫れが引き、肩や首の重さが軽くなるのを感じます。軽い有酸素運動を始めることができ、上半身の筋力トレーニングは通院時に確認してから再開します。

  6. 3〜6か月

    傷あとの赤みが薄くなり、形が安定します。必要に応じてレーザーによる傷あとのケアを併用し、最終的な形は個人によって6か月から1年をかけて完成します。

回復ケアと術後ケアのスケジュールは、安心管理システムでご確認いただけます。 安心管理システム

08

副作用 · 注意事項

乳房縮小は切除範囲の広い手術で、次のような副作用や合併症が生じることがあります。出血と血腫、感染、漿液腫、傷が開く創離開(特に逆T字切開の接合部)、脂肪壊死、乳頭・乳輪の感覚の低下または消失(回復することが多いものの、持続することがあります)、乳頭・乳輪の血流障害(まれに部分的または全体の壊死、切除量が非常に多い場合はリスクが高くなります)、授乳機能の低下、傷あとの肥厚やケロイド、左右非対称、時間の経過とともに再びたるむ現象、乳輪の形の変形、そして再手術の可能性があります。切除した組織は病理検査を行います。喫煙は傷の治癒と乳頭の血流に影響するため手術前後の禁煙が必要で、体重の変化が大きいと結果が変わることがあります。カウンセリング時に該当するリスクを十分にご説明します。

本ページの内容は医療法に基づく一般的な医療情報であり、手術・施術の効果と回復期間は個人によって異なる場合があります。すべての手術・施術には副作用が生じる可能性がありますので、専門医と十分にご相談のうえご決定ください。

09

関連研究

  • 学会演者
    Tailoring Skin Resection Patterns to Patient Needs in Reduction Mammoplasty — 患者に合わせた乳房縮小の切除パターン
    Korean Society of Plastic and Reconstructive Surgeons (大韓形成外科学会) 大邱・慶北支部シンポジウム · 2025.03
    縮小術で患者に応じて皮膚の切除パターンを決める方法
  • 学会演者
    Reduction Mammoplasty — 乳房縮小
    Korean Society of Plastic and Reconstructive Surgeons (大韓形成外科学会) 第4回 Virtual Impact Seminar · 2023.08.30 · オンライン
    乳房縮小手術の全般を扱った講演
  • 学会演者
    Skin Envelope Management in Reduction Mammoplasty — 乳房縮小におけるスキンエンベロープの管理
    2019 中華医学会年次学術大会 · 台北栄民総医院60周年シンポジウム · 2019.06 · 台湾 · 台北
    縮小術で伸びた皮膚を整える方法
  • 学会パネリスト
    Breast Reduction Session — 乳房縮小セッション
    Korean Society of Breast Plastic Surgery (大韓乳房形成学会) 夏季シンポジウム · 2019.06 · ソウル
施術ページには該当する項目のみを掲載しており、全リストは学術活動ページにあります。 学術活動をすべて見る
10

よくあるご質問

Q1手術後に授乳はできますか?
乳頭・乳輪を組織につけたまま移す方法を用いると授乳機能が維持されることが多いものの、切除量や経路によっては低下することがあります。授乳のご予定がある場合はカウンセリング時にお伝えいただければそれに合わせて設計し、可能であれば出産と授乳を終えた後に手術を受けることをおすすめします。
Q2どのくらい減らせますか?
切除量は、乳房組織の量と皮膚の状態、乳頭・乳輪の血流を守れる範囲の中で決めます。体型とのバランスもあわせて見るため、とにかく小さくするのではなく、肩や腰に合う大きさをカウンセリングで一緒に決めます。
Q3傷あとはどこに残りますか?
垂直切開では乳輪の縁と乳輪の下の縦線に、逆T字切開ではこれに乳房下溝に沿った横線が加わります。傷あとは数か月間赤みを帯びた後、次第に薄くなり、その程度は体質によって異なります。傷あとのケアは抜糸後すぐに始めます。
Q4乳頭の感覚はどうなりますか?
手術直後は感覚が鈍くなることが多く、大部分は数か月かけて回復します。ただし、切除量が多い場合や乳頭を遠くへ移す必要がある場合は感覚の低下が続くことがあり、このリスクはカウンセリング時に個別にご説明します。
Q5縮小後にまた大きくなることはありますか?
切除した乳房組織が再びできることはありませんが、体重の増加や妊娠・ホルモンの変化によって、残っている組織が大きくなることがあります。体重を一定に保つことが、結果を長く維持するのに役立ちます。
Q6脂肪吸引だけでも縮小できますか?
乳房組織より脂肪の割合が高く、たるみがない場合には、脂肪吸引だけで少量の縮小が可能です。ただし乳腺組織は吸引されず、たるみも矯正されないため、多くの場合は切除とリフトが必要です。
Consultation

何をするかを決める前に、どのような方なのかを先に見ます

カウンセリングは院長が直接行います。お電話またはカカオトークでカウンセリングの日程をご予約いただくか、オンラインカウンセリングをお申し込みください。