減量後に残った皮膚がお悩みなら切除とリフトを組み合わせる体型回復

減量後の体型回復(たるんだ皮膚の矯正)

減量後の体型回復は、急激な減量の後に残ったたるんだ皮膚を、部位ごとに切除 · リフトする手術の総称です。

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概要

体重を大きく減らした後、脂肪は落ちてもたるんだ皮膚はそのまま残ることが多くあります。皮膚の弾性線維がすでに伸びきった状態のため、運動やケアでは元に戻すことが困難です。腹部や腕、太もも、バストのように脂肪が多くあった部位ほど、たるみがはっきりと残ります。

減量後の体型回復は、こうして残った皮膚を部位ごとに切除し、引き上げる手術の総称です。一つの部位だけを扱うこともあれば、腹部と太ももというように複数の部位を、順序を決めて分けて進めることもあります。どの部位を先に行うか、一度にどこまで行うかは、残った皮膚の量と健康状態に応じて決めます。

時期の判断が重要です。体重が変化し続けている間に手術をすると、結果を維持しにくくなります。目標体重に到達した後、一定期間体重が安定していることを確認し、栄養状態と貧血の有無を検査したうえで計画を立てます。

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このような方におすすめです

  • 急激な減量の後、腹部 · 腕 · 太ももの皮膚がたるんで残っている場合
  • 肥満外科手術の後に目標体重に到達し、体重が安定している場合
  • たるんだ皮膚が折り重なる部位に湿疹やただれを繰り返す場合
  • 減量後にバストのボリュームが失われ、たるみも同時に生じた場合
  • 脂肪吸引だけでは改善が難しい皮膚のたるみがある場合
  • 複数の部位を段階的に計画して矯正したい場合
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手術 · 施術の方法

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腹部の切除 · リフト(腹部形成術)

へその下の切開から、たるんだ腹部の皮膚と脂肪を切除し、開いた腹直筋があれば同時に縫合します。減量後の余った皮膚が脇腹や背中まで続いている場合は、切開を横に延長して周囲まで切除することもあります。

適している場合 · 腹部の皮膚が下にたるんで折り重なる、または腹直筋が開いている場合
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二の腕リフト

上腕の内側に沿って切開し、たるんだ皮膚と脂肪を切除します。たるみがわきの下まで続いている場合は、切開を胸の横まで延長します。

適している場合 · 腕を上げたときに上腕の内側の皮膚が下に垂れる場合
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太ももリフト

鼠径部のしわや太ももの内側に沿って切開し、たるんだ皮膚を切除します。ほとんどの場合、先に脂肪吸引で厚みを減らしてから、皮膚だけを整えます。

適している場合 · 太ももの内側の皮膚がたるみ、歩くときに擦れ合う場合
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バストリフト(ボリューム補充の併用)

減量でボリュームが失われてたるんだバストは、たるんだ皮膚を切除し、乳頭の位置を上げます。ボリュームが不足している場合は、自家脂肪注入やインプラントを併せて検討します。

適している場合 · バストが空っぽに見え、乳頭が乳房下溝より下に下がっている場合
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手術の基本情報

手術時間
部位ごとに約2~4時間(組み合わせによって異なります)
麻酔
全身麻酔
入院
1~2日(部位と範囲によって異なります)
抜糸
約2週間
日常生活への復帰
約2~3週間
通院
術後1週 · 2週 · 1か月 · 3か月 · 6か月

個人の状態によって異なる場合があり、カウンセリング時に正確にご案内いたします。

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アトリエ形成外科のアプローチ

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    体重が安定してから手術を計画します

    目標体重に到達した後、おおむね6か月以上体重が維持された時点を基準とします。肥満外科手術の後は体重の変化が長く続くため、時期をさらに遅らせることもあります。タンパク質や鉄分、ビタミンの不足は傷の治りを遅らせるため、手術前の血液検査で確認します。

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    脂肪か皮膚のたるみかを部位ごとに見分けます

    同じ体でも、部位ごとに状態は異なります。脂肪が残っている部位は吸引で、皮膚が伸びている部位は切除でアプローチし、両方がある部位は吸引の後に切除します。切開の方向と長さも部位ごとに別々に決めます。

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    一度に行わず、順序を決めます

    アトリエ形成外科では全身麻酔の手術を1日1件のみ行い、1回の手術時間を制限して負担を減らします。複数の部位が必要な場合は、腹部のように変化の大きい部位を先に行い、回復を確認したうえで3か月以上の間隔を空けて次の部位に進むのが一般的です。

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    傷あとの位置も一緒に設計します

    皮膚を切除する手術のため、傷あとは残ります。その代わり、下着のラインの下、腕の内側、鼠径部のしわのように普段の姿勢で隠れる位置に切開線を置き、傷あとのケアをアフターケアのスケジュールに含めます。

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術後の経過

  1. 手術当日

    麻酔科専門医との連携のもとで手術を終え、個室の回復室で経過を診ます。圧迫着を着用し、ドレーンを維持します。

  2. 2~3日

    排液量を確認してドレーンを抜去し、退院します。血栓予防のため、短い距離でも頻繁に歩くようご案内します。

  3. 1~2週間

    抜糸を行い、傷の状態を確認します。圧迫着は引き続き着用し、切開部位が突っ張る動作は避けます。

  4. 3~4週間

    デスクワークなど軽い日常生活に復帰します。重い物を持つことや、体幹を大きく反らす動作はまだ制限します。

  5. 6週~2か月

    運動を段階的に再開します。傷あとが赤く盛り上がってくる時期で、傷あとテープとレーザーによるケアを始めます。

  6. 3~6か月

    腫れが引き、輪郭が定着します。傷あとの成熟の状態を見ながら、次の部位の手術を行うかどうかを検討します。

回復ケアと術後ケアのスケジュールは、安心管理システムでご確認いただけます。 安心管理システム

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副作用 · 注意事項

出血 · 感染 · 血腫 · 漿液腫が生じることがあり、切開が長く皮膚の緊張が大きい手術のため、傷が開いたり、治るまでに時間がかかったりすることがあります。減量後はタンパク質 · 鉄分 · ビタミンの不足により傷の治りが遅れることがあるため、手術前の検査が必要です。切除部位の感覚低下や異常感覚が残ることがあり、左右非対称や皮膚の再度のたるみ、余った皮膚の残存が生じて、補正手術や再手術が必要になることがあります。傷あとは長くはっきりと残り、体質によっては広がったり、肥厚性瘢痕やケロイドに進行したりすることがあります。手術時間が長く、動きが制限される期間には深部静脈血栓症と肺塞栓症のリスクがあるため、予防措置が必要です。喫煙は皮膚壊死のリスクを高めるため手術前後の禁煙が必要で、術後に体重が再び増えたり大きく減ったりすると結果が変わります。結果には個人差があり、カウンセリング時に十分にご説明します。

本ページの内容は医療法に基づく一般的な医療情報であり、手術・施術の効果と回復期間は個人によって異なる場合があります。すべての手術・施術には副作用が生じる可能性がありますので、専門医と十分にご相談のうえご決定ください。

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よくあるご質問

Q1減量後、いつ手術を受けられますか?
目標体重に到達した後、6か月以上体重が安定して維持されていることを確認してから計画します。肥満外科手術を受けた場合は、術後の体重変化が長く続くため、おおむね12~18か月以降を目安とします。栄養状態と貧血の有無も併せて確認します。
Q2複数の部位を一度に行うことはできますか?
手術時間と出血量、回復の負担を考慮し、分けて進めることを原則としています。負担の少ない組み合わせは同時に行うこともありますが、1回の手術時間を制限するほうが回復と結果の両方にとって有利です。順序と間隔はカウンセリングで決めます。
Q3脂肪吸引だけではだめですか?
皮膚の弾力が残っていれば、吸引だけでも皮膚の収縮が期待できます。しかし、急激な減量の後に皮膚がすでに伸びきった状態では、吸引だけを行うとたるみがかえって目立つことがあるため、切除とリフトが必要です。
Q4傷あとはどの程度残りますか?
切除した皮膚の長さの分だけ傷あとが残ります。下着のラインや腕の内側のように隠れる位置に置き、赤みは6~12か月をかけて徐々に薄くなります。術後は傷あとテープとレーザーによるケアを併用し、体質によって個人差があります。
Q5術後に体重が再び増えるとどうなりますか?
体重が増えると残っている脂肪細胞が大きくなって輪郭が変わり、大きく減ると皮膚が再びたるむことがあります。手術の結果を維持するには、手術前に安定させた体重をその後も維持することが重要です。
Q6皮膚が折り重なる部位に湿疹がよくできるのですが、手術は役に立ちますか?
たるんだ皮膚が重なる部位は湿気がこもり、湿疹やただれを繰り返しやすくなります。余った皮膚を切除すると重なる部位が減り、衛生管理がしやすくなる改善が期待できます。進行中の皮膚炎は手術前に先に治療します。
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