多く引き上げるのではなく、正しく引き上げる自然さを考えたフェイスリフト

フェイスリフト(ディーププレーン · SMAS · ミニリフト)

フェイスリフトは、たるんだ皮膚とその下のSMAS(筋膜)層を一緒に引き上げて固定する手術で、剥離の範囲によってディーププレーン、SMAS、ミニリフトに分かれます。

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概要

フェイスリフトは、顔のアンチエイジングの中でも、たるみがはっきりした段階に該当する手術です。頬やフェイスライン、ジョウル(口元横のたるみ)まで下がった組織を、皮膚だけでなくその下のSMAS(筋膜)層と一緒に引き上げて固定します。皮膚だけを引っ張ると張力が皮膚にかかって不自然になり長持ちしませんが、組織を支える層を引き上げれば、皮膚は余った分だけを切除すれば済みます。

アトリエ形成外科のフェイスリフトの基準は「多く」ではなく「正しく」です。どれだけ強く引き上げたかは、結果の自然さとは関係がありません。たるんだ組織が本来あった方向に戻り、耳の形とヘアラインがそのまま保たれることが目標です。そのために、剥離の範囲と固定の方向をたるみの様子に応じて決めます。

Dr. Juyoung Go 院長は、サムスンソウル病院形成外科で再建外科と美容外科の両方を研修した形成外科専門医で、顔面の解剖に基づいて手術を計画します。全身麻酔の手術は1日1件のみ行い、カウンセリングから手術、術後の経過確認まで院長が直接行います。麻酔科専門医と連携し、手術後は個室回復室で回復します。

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このような方におすすめです

  • 頬が下がってフェイスラインの境目がぼやけ、ジョウル(口元横のたるみ)ができている場合
  • ほうれい線とマリオネットラインが深くなり、フィラーで満たしても改善が限られる場合
  • 手で頬を押し上げたときに、余る皮膚が目に見える場合
  • ウルセラ · 糸リフトなどの手術を伴わない施術では、期待した変化が得られない場合
  • フェイスラインとともに首のたるみがあり、ネックリフトもあわせて検討している場合
  • 以前に受けたフェイスリフトから時間が経ち、再びたるんできた場合
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手術 · 施術の方法

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ディーププレーン フェイスリフト

SMAS層の下まで剥離し、皮膚とSMASをひとつの層として持ち上げます。顔を支えている支持靭帯(リテイニングリガメント)を解除したうえで組織全体を本来の方向へ移動させるため、皮膚に張力がかかりません。剥離が深い分、顔面神経の走行に対する理解が必要です。

適している場合 · 頬 · 中顔面 · ジョウルのたるみがはっきりしている場合
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SMAS フェイスリフト

皮膚を剥離した後、SMAS層を折りたたんで引き上げるか、一部を切除して縫合するか、SMAS皮弁を作って引き上げて固定します。ディーププレーンより剥離の範囲は限られ、たるみの程度と組織の厚みに応じて3つの方法から選びます。

適している場合 · 下顔面 · フェイスラインのたるみが中等度の場合
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ミニリフト

耳の前の短い切開から、限られた範囲の皮膚とSMASを引き上げて固定します。切開と剥離の範囲が小さいため回復は早いものの、矯正できる範囲もその分限られます。

適している場合 · フェイスライン周辺のたるみが軽度の場合、回復期間を短くする必要がある場合
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中顔面リフト(REEBORN Lift)

頬の前面や目の下、ほうれい線の上側へ下がった中顔面の軟部組織を、メッシュ状の支持糸(mesh suspension thread)で引き上げて固定する術式です。Dr. Juyoung Go 院長が共著者として参加したJournal of Cosmetic Dermatology(2016)の論文で、この術式の結果を前向きに評価しました。単独で行うほか、フェイスリフトとあわせて中顔面を補強する際に用います。

適している場合 · 頬の前面 · 目の下のくぼみと、ほうれい線の上側のたるみが主な場合
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ネックリフトの併用

フェイスラインの下に首のたるみもある場合は、耳の後ろの切開を延長し、首の皮膚と広頸筋を一緒に整えます。フェイスラインは顔と首が出会う場所であるため、片方だけを矯正すると境目が不自然になることがあります。詳しくは二重あご · 首のしわのページでご案内しています。

適している場合 · フェイスラインと首のたるみが同時にある場合
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イラストと写真

フェイスリフト · ネックリフト
フェイスリフト · ネックリフト
手術中の Dr. Juyoung Go 院長
手術中の Dr. Juyoung Go 院長
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手術の基本情報

手術時間
約3~5時間(範囲によって異なる)
麻酔
全身麻酔(麻酔科専門医との連携)
入院
1日
抜糸
約7~14日
日常生活への復帰
約2週間
通院
手術後2~3日 · 1週間 · 2週間 · 1か月 · 3か月 · 6か月

個人の状態によって異なる場合があり、カウンセリング時に正確にご案内いたします。

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アトリエ形成外科のアプローチ

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    剥離の範囲は、たるみの様子が決めます

    たるみが中顔面から始まっているのか、フェイスラインが中心なのか、伸びた皮膚の量がどれくらいかによって、ディーププレーン · SMAS · ミニリフトの中から方法を決めます。広く剥離するほど矯正できる範囲は広がりますが、回復とリスクも大きくなるため、必要な分だけ剥離することを原則としています。

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    引き上げる方向は、たるんだ方向の反対です

    顔の組織は、おおむね下と前の方向へ下がっていきます。横にだけ引っ張ると、口元が引きつった印象になりやすくなります。たるんだ方向を確認し、その反対方向へ組織を移動させたうえで、張力が皮膚ではなくSMAS層にかかるように固定します。

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    耳とヘアラインがそのままであってこそ自然です

    切開線は、耳の前の軟骨(耳珠)の内側と耳の後ろのしわ、ヘアラインに沿って置き、傷あとが自然な境目に収まるように設計します。耳たぶが伸びたり、ヘアラインが後ろに押されたりしないように、皮膚の切除量を決めます。

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    1日1件、院長が直接

    全身麻酔の手術は1日1件のみ行います。麻酔科専門医と連携し、手術室CCTVと個室回復室を運用しており、術前のカウンセリングと手術、術後の経過確認はすべてDr. Juyoung Go 院長が直接行います。

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術後の経過

  1. 手術当日

    圧迫ドレッシングをした状態で、個室回復室で回復します。血腫の予防のためにドレーンを置くことがあり、頭を高くした姿勢で安静にします。

  2. 2~3日

    ドレッシングを交換し、ドレーンを抜去します。腫れと内出血はこの時期がもっとも強く、顔がつっぱる感じや感覚の鈍さが生じることがあります。

  3. 1週間

    切開線の一部を抜糸し、洗顔を始めます。腫れが引き始め、軽い外出が可能になります。

  4. 2週間

    抜糸が終わり、多くの方が日常生活に戻ります。切開線の部位を除いてメイクが可能です。

  5. 1か月

    腫れがほとんど引き、軽い運動を始められます。切開線はまだ赤みが残っているため、紫外線を避けます。

  6. 3~6か月

    傷あとが薄くなり、感覚が回復して、最終的な結果に近づきます。経過確認のために来院します。

回復ケアと術後ケアのスケジュールは、安心管理システムでご確認いただけます。 安心管理システム

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副作用 · 注意事項

フェイスリフトは顔面神経の枝の近くで剥離する手術であり、まれに顔面神経の損傷によって表情筋の筋力低下が生じることがあります。多くは時間とともに回復しますが、回復が遅れたり、一部が残ったりする場合もあります。そのほか、手術部位の血腫(手術後24時間以内にもっとも多く、除去の処置が必要になることがあります)、感染、皮膚壊死(喫煙者と糖尿病の方でリスクが高くなります)、耳の周囲と頬の感覚低下、大耳介神経の損傷による耳介の感覚異常、耳の前後の切開線の傷あとと肥厚性瘢痕、切開線周辺の脱毛、耳たぶの変形、左右差、耳下腺(唾液腺)の損傷による唾液の貯留、麻酔に関連するリスク、結果に満足できない場合の再手術の可能性があります。喫煙は手術の前後それぞれ最低4週間は中止する必要があり、血液の凝固に影響する薬剤や健康補助食品については、カウンセリングの際にあらかじめお知らせください。結果と回復期間には個人差があり、リスクと対処方法はカウンセリングの際に十分にご説明いたします。

本ページの内容は医療法に基づく一般的な医療情報であり、手術・施術の効果と回復期間は個人によって異なる場合があります。すべての手術・施術には副作用が生じる可能性がありますので、専門医と十分にご相談のうえご決定ください。

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関連研究

  • 論文共著
    A Prospective Evaluation of Outcomes for Midface Rejuvenation with Mesh Suspension Thread: "REEBORN Lift"
    Journal of Cosmetic Dermatology · 2016DOI ↗
    メッシュ状の支持糸で中顔面を引き上げる術式(REEBORN Lift)の結果を前向きに評価した研究です。このページの中顔面リフトの項目で扱っている術式です。
施術ページには該当する項目のみを掲載しており、全リストは学術活動ページにあります。 学術活動をすべて見る
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よくあるご質問

Q1ディーププレーンとSMASフェイスリフトは何が違いますか?
剥離する層が異なります。SMASフェイスリフトは皮膚の下で剥離した後、SMAS層を折りたたむか切除して固定し、ディーププレーンはSMAS層の下に入って皮膚とSMASをひとつのかたまりとして移動させます。ディーププレーンは矯正できる範囲が広い一方で剥離が深く、顔面神経の解剖に対するより深い理解が必要です。たるみの程度と様子に応じて決めます。
Q2傷あとはどこに残りますか?
耳の前の軟骨の内側と耳の後ろのしわ、必要な場合はヘアラインに沿って切開するため、傷あとはこれらの境目に収まります。時間とともに薄くなりますが完全には消えず、体質によっては肥厚性瘢痕が生じることがあります。髪を短くまとめても目立ちにくいように切開線を設計します。
Q3効果はどのくらい持続しますか?
手術で引き上げた組織は、時間の経過とともに再び少しずつ下がっていきます。一般的には数年以上、改善した状態が保たれますが、年齢や皮膚の弾力、体重の変化、喫煙の有無によって個人差が大きくなります。手術後にウルセラやFacelaのような施術で維持のためのケアを併用することもあります。
Q4ネックリフトも必ず一緒に受ける必要がありますか?
フェイスラインの下に首のたるみがなければ、フェイスリフトだけで十分です。ただし、首のたるみがある状態で顔だけを矯正するとフェイスラインの境目が不自然になることがあるため、その場合は耳の後ろの切開を延長して首まで一緒に整えることをおすすめしています。カウンセリングで首の状態を確認したうえで決めます。
Q5糸リフトやウルセラで代用できませんか?
たるみが軽度の段階であれば可能です。しかし、手で押し上げたときに余る皮膚が目に見えるほどであれば、施術では伸びた皮膚の量を減らすことはできません。この場合、施術を繰り返すよりも手術のほうが結果の面で良い選択となることがあります。どの段階にあるかは、顔のアンチエイジングガイドとカウンセリングでご確認いただけます。
Q6手術後、顔が引きつって見えませんか?
引きつって見える印象は、皮膚だけを横に強く引っ張ったときに生じます。アトリエ形成外科ではSMAS層に張力をかけ、皮膚は余った分だけを切除し、たるんだ方向の反対へ組織を移動させます。どれだけ多く引き上げるかよりも、どの層をどの方向へ移動させるかが自然さを決めます。
Consultation

何をするかを決める前に、どのような方なのかを先に見ます

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