バストより先に、体のバランスを、体型に合わせたインプラント豊胸

インプラント豊胸(モティバ · メンター · バウンス)

インプラント豊胸は、乳房組織の下にインプラントを挿入してボリュームを大きくする手術で、体型と組織の厚みに応じてインプラントのサイズと挿入層を決めます。

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概要

インプラント豊胸は、乳房組織の下にインプラントを入れてボリュームを大きくする手術で、増大の幅を予測しやすく、時間が経ってもボリュームが維持される点が特徴です。アトリエ形成外科ではバストだけを見るのではなく、肩幅や胸郭の形、肋骨のカーブ、既存の乳房組織の厚みと位置、乳房下溝の高さをあわせて確認します。同じインプラントでも、体型によって結果がまったく異なるためです。

カウンセリングでは3Dシミュレーションでインプラントのサイズごとの予想される形を確認し、組織の厚みに応じて挿入層を決めます。Dr. Juyoung Go 院長は、大胸筋筋膜の下にインプラントを入れる筋膜下アプローチをテーマに、韓国内外の学会や海外の医療者向けの講演を続けており、特に少ないボリュームでもプロジェクションをつくる方法を扱ってきました。サイズを大きくすることよりも、体のバランスに合ったサイズを見つけることが、この手術の出発点です。

インプラントは種類や表面、形によって触感や動き、形が異なり、カウンセリングでそれぞれの違いと長所・短所をご説明したうえで一緒に決めます。手術は院長が直接執刀し、全身麻酔の手術は1日1件のみ行います。麻酔科専門医と連携し、術後は超音波検査でインプラントの状態を定期的に確認します。

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このような方におすすめです

  • 生まれつき乳房組織が少なく、ボリュームが足りない場合
  • 出産・授乳後にバスト上部のボリュームが失われた場合
  • 減量後にバストが小さくなり、ハリが低下した場合
  • 左右のサイズ差が大きく、補正が必要な場合
  • 脂肪注入だけでは希望する増大の幅を得にくい場合
  • 軽度のたるみとボリューム不足が同時にあり、豊胸リフト(豊胸+バストリフト)を検討している場合
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手術 · 施術の方法

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筋膜下挿入

大胸筋を覆う筋膜(大胸筋筋膜)の下にインプラントを入れる方法です。筋肉の下に入れる場合より回復が早く、筋肉の動きに伴ってインプラントが変形する現象が少なく、筋膜がインプラントの上部を覆うことで自然な傾斜をつくります。組織にある程度の厚みが必要で、ポケットのデザインと切開位置、組織にかかる張力をあわせて計画します。

適している場合 · 乳房組織がある程度あり、自然な動きと早い回復を望まれる場合
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デュアルプレーン(二重平面)挿入

インプラントの上部は大胸筋の下、下部は乳房組織の下に位置するようにする方法です。バスト上部の組織が薄い場合に筋肉がインプラントの輪郭を隠し、下部では乳房組織が自然に下りることができます。軽度のたるみがある場合にも適用します。

適している場合 · バスト上部の皮下組織が薄い、または軽度のたるみがある場合
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切開位置の選択(乳房下溝 · 乳輪 · 腋窩)

乳房下溝切開はポケットを正確につくりやすく、傷あとが下溝のしわに隠れます。乳輪切開は乳輪の縁に傷あとが残り、乳輪にある程度の大きさが必要です。腋窩(わきの下)切開は傷あとがわきのしわに位置する一方で、下溝の細かな調整が難しくなります。Dr. Juyoung Go 院長は、乳房下溝切開の際に皮弁切除法によって乳頭 · 乳輪と下溝の左右対称を改善する術式を論文で発表しています。

適している場合 · 体型や乳輪の大きさ、傷あとの位置のご希望に応じて決めます
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ハイブリッド(インプラント+脂肪注入)

インプラントで全体のボリュームをつくり、皮下組織の薄いバスト上部や内側の縁に自家脂肪をあわせて注入する方法です。インプラントの輪郭が透けたり触れたりするのを減らし、痩せた体型でインプラントのしわが表れるリップリングの予防に役立ちます。すでに豊胸手術後にリップリングが生じている場合の矯正は、バスト再手術ページのリップリング改善の項目でご案内します。

適している場合 · 皮下脂肪が薄く、インプラントの輪郭やリップリングが心配な場合
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豊胸リフト(豊胸+バストリフト)

たるみが同時にある場合、インプラントの挿入とリフトを一度の手術で行います。筋膜下層にインプラントを入れ、必要な分だけ皮膚を整え、切開パターンはたるみの程度に応じて決めます。詳しくはバストリフトのページでご案内します。

適している場合 · ボリューム不足とともに乳頭の位置が低い場合
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イラストと写真

術前 · 術後78日
術前 · 術後78日
術前 · 術後7か月
術前 · 術後7か月
術前 · 手術デザイン · 術直後
術前 · 手術デザイン · 術直後
術前 · 術後2週間
術前 · 術後2週間
乳房下溝切開による豊胸術の学会発表
乳房下溝切開による豊胸術の学会発表

手術デザインと結果は写真をもとに描いたイラストで、結果には個人差があります。

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手術の基本情報

手術時間
約1〜2時間
麻酔
全身麻酔(麻酔科専門医との連携)
入院
当日退院または1日
抜糸
約7〜14日
日常生活への復帰
約3〜7日(軽い活動の場合)
通院
術後1週 · 2週 · 1か月 · 3か月 · 6か月、以降は定期的に超音波検査

個人の状態によって異なる場合があり、カウンセリング時に正確にご案内いたします。

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アトリエ形成外科のアプローチ

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    バストより先に、体全体のバランスを見ます

    肩幅、胸郭の幅とカーブ、ウエストライン、身長と体重をあわせて見て、その体に合うサイズの範囲を先に決めます。希望のカップサイズから出発すると、胸郭より幅の広いインプラントを選ぶことになり、横に広がったり不自然になったりすることがあります。3Dシミュレーションでサイズごとの違いをご自身で確認したうえで決めます。

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    挿入層は組織の厚みで決まります

    バスト上部をつまんで測った皮下組織の厚みと乳房組織の量に応じて、筋膜下とデュアルプレーンのいずれかを選びます。組織が十分にあれば筋膜下層に入れて動きを生かし、回復の負担を減らします。薄い場合は、筋肉がインプラントの上部を覆うようにします。Dr. Juyoung Go 院長は、筋膜下アプローチにおける筋膜の役割と、少ないボリュームでプロジェクションをつくる方法をテーマに、複数の学会で講演しています。

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    切開線は左右対称をつくるための手段です

    両側の乳房下溝の高さと乳頭の位置は、もともと異なることが多くあります。乳房下溝切開を行う際に、切開線の高さと皮弁の切除量を左右で変えて設計すれば、インプラントを入れながら下溝と乳頭 · 乳輪の対称もあわせて整えることができます。この方法は、関連研究に掲載した論文で扱っています。

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    術後の痛みと回復まで計画に含めます

    ポケットを正確につくって不要な剥離を減らし、術中の止血と術後の疼痛管理をあわせて計画します。Dr. Juyoung Go 院長は、豊胸手術後の痛みを和らげる方法を扱った研究に参加しました。全身麻酔の手術を1日1件のみ行うのも、手術と回復におひとりずつ集中するためです。

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術後の経過

  1. 手術当日

    全身麻酔から目覚めた後、個室回復室で安静に過ごします。圧迫バンドとブラを着用し、状態に応じて当日退院するか、1日入院します。

  2. 1〜3日目

    胸に張りや突っ張る感じ、腫れがあります。処方された薬を服用し、腕を肩より上に大きく上げる動作や重い物を持つことは避けます。

  3. 1週間

    初回の通院で傷とインプラントの位置を確認します。座ってする仕事や軽い外出などの日常生活はほとんど可能で、防水ドレッシングをしたまま軽くシャワーを浴びることができます。

  4. 2週間

    抜糸を行い、傷あとのケアを始めます。補正ブラを引き続き着用し、インプラントの位置に応じてバンド着用の要否を決めます。

  5. 1〜3か月

    腫れが引くにつれてインプラントが定着し、触感が柔らかくなります。軽い有酸素運動を始めることができ、胸の筋肉を使う運動は通院時に確認してから再開します。

  6. 6か月以降

    形が安定します。その後も定期的に超音波検査を受け、インプラントの状態と周囲の組織を確認します。

回復ケアと術後ケアのスケジュールは、安心管理システムでご確認いただけます。 安心管理システム

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副作用 · 注意事項

インプラント豊胸では、次のような副作用や合併症が生じることがあります。出血と血腫、感染、漿液腫、インプラント周囲の被膜が厚く硬くなる被膜拘縮、インプラントが上下や横に移動する位置異常、2つのインプラントが中央でくっつく現象、薄い皮膚の下にインプラントのしわが透けたり触れたりするリップリング、乳頭と皮膚の感覚の変化(一時的または持続的)、左右非対称、傷あとの肥厚やケロイド、インプラントの破損・回転、授乳や乳がん検診への影響(検診時に追加撮影が必要になることがあります)、そしてブレストインプラント関連未分化大細胞型リンパ腫(BIA-ALCL)のようにまれに報告されている疾患があります。インプラントは一生維持されるものではなく、時間の経過とともに入れ替えや除去が必要になることがあり、上記の問題が生じた場合には再手術が必要になることがあります。手術の結果は個人の体型や組織の状態によって異なり、カウンセリング時に該当するリスクを十分にご説明します。

本ページの内容は医療法に基づく一般的な医療情報であり、手術・施術の効果と回復期間は個人によって異なる場合があります。すべての手術・施術には副作用が生じる可能性がありますので、専門医と十分にご相談のうえご決定ください。

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関連研究

  • 論文筆頭著者
    Inframammary Flap Excision Method in Breast Augmentation: Improving Symmetry of NAC and IMF
    PRS Global Open · 2018DOI ↗
    乳房下溝切開の際に皮弁切除法によって乳頭 · 乳輪と下溝の左右対称を改善する術式を提示した研究
  • 論文共著
    Effectiveness of a Novel Temperature-Responsive Hydrogel (PF72) for Postoperative Pain Relief in Breast Augmentation
    Journal of Clinical Medicine · 2024DOI ↗
    豊胸手術後の痛みを和らげるための温度応答性ハイドロゲルの効果を評価した研究
  • 学会演者
    筋膜下アプローチによる豊胸 — 韓国での臨床経験
    上海華美医療美容医院 国際学術交流プログラム · 2025.12.18 · 中国 · 上海
    海外病院への招待講演
  • 学会演者
    筋膜下豊胸における筋膜の役割 — 少ないボリュームで理想的なプロジェクションをつくる
    MIT Asia Insight Table, APACサミット2025 · 2025.06.18 · シンガポール
    少ないボリュームのインプラントで形をつくる筋膜下アプローチを扱った講演
  • 学会演者
    豊胸リフトにおける筋膜下層の利点 — 少ないボリュームで最適なプロジェクション
    サテライトシンポジウム · ライブサージェリー · 2025.11.06 · 中国 · 成都
    ライブサージェリーを執刀しながら講義
  • 学会演者
    筋膜下豊胸およびバストリフト — ポケットデザイン · 切開法の選択 · 組織テンションの分散
    韓中医師バスト形成ラウンドテーブル · 2025.07.30 · ソウル · アトリエ形成外科
    海外の医療者向けの講演
  • 学会演者
    Concepts and Strategies in Augmentation Mastopexy — 豊胸リフトの概念と戦略
    PRS Korea 2025 (Korean Society of Plastic and Reconstructive Surgeons · 大韓形成外科学会) · 2025.11.09 · ソウル
    筋膜下アプローチでリフトと豊胸を同時に行う概念と戦略
  • 学会Faculty
    Mini Fellowship for Advanced Breast Augmentation & Breast Lifting — 豊胸 · バストリフト上級コース 指導医
    IFAAS (International Fellowship in Advanced Aesthetic Science) ミニフェローシップ · 2024.08
    海外の医師向けの国際研修プログラム
  • 学会演者
    Latest Updates on Breast Implant — 乳房インプラントの最新知見
    招待講演 · 2019.04 · カザフスタン · アルマトイ
施術ページには該当する項目のみを掲載しており、全リストは学術活動ページにあります。 学術活動をすべて見る
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よくあるご質問

Q1インプラントのサイズはどのように決めますか?
希望するカップサイズではなく、胸郭の幅や既存の乳房組織の量、皮膚の余裕から出発します。その範囲の中で3Dシミュレーションによりサイズごとの予想される形を比較したうえで、カウンセリングで一緒に決めます。体に対して大きすぎるインプラントは、横に広がったり、たるみやリップリングの原因になったりすることがあります。
Q2インプラントは後で入れ替える必要がありますか?
インプラントは一生維持されるものではありません。問題がなければ決まった入れ替え時期があるわけではありませんが、破損や被膜拘縮、位置の変化などの問題が生じた場合は入れ替えや除去が必要です。これを確認するため、術後は定期的に超音波検査を受けることをおすすめします。
Q3授乳や乳がん検診に影響はありますか?
インプラントは乳房組織の下に位置するため、授乳自体はほとんどの場合可能ですが、切開位置や個人によって影響が出ることがあります。マンモグラフィの際にはインプラントがあることをお伝えいただければ追加撮影で補い、超音波やMRIをあわせて活用します。
Q4痩せた体型なので、インプラントが透けないか心配です。
皮下組織が薄いと、インプラントの縁が透けたり、しわが触れるリップリングが生じたりすることがあります。この場合は、挿入層を深くする、インプラントの種類を調整する、薄い部位に自家脂肪をあわせて注入するハイブリッド法を検討します。
Q5たるみがありますが、豊胸だけで大丈夫ですか?
乳頭が乳房下溝より下にある場合、豊胸だけでは乳頭の位置は上がらず、かえってインプラントの上に組織が流れ落ちるような形になることがあります。たるみの程度に応じて、豊胸とリフトを同時に行う豊胸リフトを計画し、カウンセリングでの診察後にお伝えします。
Q6術後の運動はいつから可能ですか?
軽いウォーキングは手術の翌日から可能で、有酸素運動は一般的に約3〜4週間後、胸の筋肉を使う運動は約6週間以降に通院時に確認してから再開します。挿入層や回復の速さによって異なるため、通院時にご案内します。
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