組織の解除(放射状切開)
乳輪切開からアプローチし、乳房下部の締めつけられた組織に放射状の切開を入れて広げます。狭くなった基底部を広げ、下部の組織が下りてこられるようにする、管状乳房矯正の基本となる段階です。

管状乳房はチューベラスブレストとも呼ばれ、乳房下部の発育が制限されることで乳輪が突出し、乳房の下のしわ(乳房下溝)が高い位置に形成される形態の異常です。
管状乳房は、思春期に乳房が発達する過程で下部の組織が十分に広がらないことで生じる形態の異常です。乳房の基底部が狭く、乳房の下のしわ(乳房下溝)が高い位置にあり、内側で育った組織が乳輪の方へ押し出されて乳輪が広がり、ドームのように突出します。片側だけに現れたり、左右で程度が異なって左右差を伴ったりすることが多くあります。
管状乳房は単にサイズが小さいのではなく構造の問題であるため、インプラントを入れるだけでは、狭い基底部と高い位置の乳房下溝、突出した乳輪がそのまま残ります。締めつけられた組織をゆるめて下部を広げ、乳房下溝を適切な高さに下げ、乳輪の大きさと突出を整えたうえで、必要なボリュームを満たす順序でアプローチする必要があります。
アトリエ形成外科は、管状乳房でドーム状に盛り上がった乳頭を花びらパターンで整える術式を Plastic and Reconstructive Surgery(2024)に発表しました。程度に応じて一度の手術で矯正するか段階を分け、3Dシミュレーションで左右差と予想される形をカウンセリングで一緒に確認します。
乳輪切開からアプローチし、乳房下部の締めつけられた組織に放射状の切開を入れて広げます。狭くなった基底部を広げ、下部の組織が下りてこられるようにする、管状乳房矯正の基本となる段階です。
高い位置にある乳房下溝を反対側または目標の位置に合わせて下げ、広げた基底部に合うインプラントを挿入して下部のボリュームを満たします。インプラントの形と挿入層は、組織の厚みと左右差を見て決めます。
突出した乳輪を小さくし、乳輪とともに盛り上がった乳頭を花びら形の切除パターンで整えます。乳輪切開によるリフトと同じ切開線で行い、論文で発表した術式を適用します。
インプラントだけでは満たしにくい下部 · 内側の輪郭や左右差を、自家脂肪で補います。インプラントを使わず脂肪注入のみで矯正する場合もありますが、組織の解除があわせて必要になることが多くあります。
皮膚と組織が著しく不足している場合は一度に矯正することが難しいため、まず組織を伸ばすか形を整え、一定期間の後にボリュームを満たす二段階に分けます。程度に応じて、段階を分けるかどうかをカウンセリングで決めます。
手術デザインと結果は写真をもとに描いたイラストで、結果には個人差があります。
個人の状態によって異なる場合があり、カウンセリング時に正確にご案内いたします。
狭い基底部、高い位置の乳房下溝、突出した乳輪は、インプラントだけでは解決しません。締めつけられた組織をまずゆるめ、乳房下溝を定め直したうえでボリュームを満たす順序で計画します。
下部の一部だけが不足している場合から、基底部全体が狭く乳輪が大きく盛り上がっている場合まで、程度はさまざまです。カウンセリングで乳房の幅と乳房下溝の高さ、乳輪の直径と突出、左右差を測定し、必要な段階を決めます。
ドーム状に盛り上がった乳頭を花びらパターンで整える術式と、乳頭 · 乳輪の輪郭を王冠型切除で整える術式は、Dr. Juyoung Go 院長が国際学術誌に発表し、韓国内外の学会で講演してきた方法です。
管状乳房は左右で程度が異なることが多く、両側に同じ手術を行うと左右差が残ります。インプラントのサイズと乳房下溝の位置、乳輪の切除量を左右別々に計画し、3Dシミュレーションで予想される形を確認します。
全身麻酔の後、回復室で経過を確認します。個室回復室で安静に過ごし、状態に応じて当日帰宅するか、1日入院します。
腫れや痛み、突っ張る感じがある時期です。圧迫補正下着を着用し、処方された薬を服用して、腕を大きく上げる動作を避けます。
ご来院いただき、傷とインプラントの位置、乳輪の状態を確認します。傷の状態によってシャワーが可能になり、軽い日常活動に戻ります。
抜糸を行います。腫れがかなり引き、乳輪切開線の傷あとのケアを始めます。
下げた乳房下溝と広げた基底部が定着し始めます。超音波で状態を確認し、軽い運動を始めることができます。
インプラントが安定し、形が定まります。左右のバランスと乳輪の形を確認し、段階的矯正が必要な場合は次の段階を計画します。
管状乳房の矯正後には、出血、感染、血腫と漿液腫、腫れや痛みが生じることがあります。乳輪切開と組織の解除の過程で乳頭 · 乳輪の感覚が鈍くなったり過敏になったりすることがあり、乳管が影響を受けて授乳が難しくなることがあります。インプラントを使用した場合は、被膜拘縮、インプラントの位置異常、リップリング、回転が生じることがあり、組織の薄い下部でインプラントの輪郭が表れることがあります。締めつけられた組織が十分に広がらず、乳房下溝が二重に見えたり下部が依然として平らなまま残ったりすることがあり、乳輪が再び広がったり乳頭が再び盛り上がったりする傾向、左右差、乳輪周囲の傷あとが広がる変化が生じることがあります。程度によっては段階的な手術や再手術が必要になることがあり、結果には個人差がありますので、カウンセリング時に十分にご説明します。
本ページの内容は医療法に基づく一般的な医療情報であり、手術・施術の効果と回復期間は個人によって異なる場合があります。すべての手術・施術には副作用が生じる可能性がありますので、専門医と十分にご相談のうえご決定ください。
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