たるんで視野まで重くなったなら、適量だけを取り除く上眼瞼形成

上眼瞼形成(まぶたのたるみ矯正)

上眼瞼形成は、加齢とともにゆるんだ上まぶたの皮膚を切除し、視野を遮るたるみを矯正する手術です。

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概要

加齢とともに上まぶたの皮膚が伸びてまつ毛の上にかぶさり、二重のラインが隠れたり、何重にもなったりします。はじめは印象が重く見える程度ですが、進行すると上側と外側の視野が遮られ、目を開けるために額に力を入れるようになって、額のしわや目の疲れにつながることもあります。上眼瞼形成は、このようにゆるんだ皮膚と、必要に応じて一部の筋肉・脂肪を切除し、たるみを矯正する手術です。

重要なのは、どれだけ多く切除するかではなく、どれだけ適切に切除するかです。皮膚を過剰に切除すると目がうまく閉じられなくなってドライアイや角膜への刺激が生じ、眉が下がってかえって重い印象になります。反対に切除が不足するとたるみが残ります。眉の位置、残すべき皮膚の量、目を開ける力をあわせて計算し、切除量を決めます。

中年以降のまぶたのたるみは、皮膚のゆるみだけでなく、目を開ける筋肉の力の低下や眉の下降が同時にある場合が多くあります。アトリエ形成外科ではこの三つを分けて確認し、必要に応じて眼瞼下垂矯正を併用するか、眉下切開を代替としてご提案します。カウンセリングと手術、術後の経過確認は院長が直接行います。

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このような方におすすめです

  • 上まぶたの皮膚がゆるんでまつ毛にかぶさり、視野が狭く感じられる場合
  • 目を開けるために額に力を入れ、額のしわが深くなり、目が疲れやすい場合
  • 二重のラインがたるんだ皮膚に隠れたり、何重にも見えたりする場合
  • まぶたの外側がたるんで目尻が下がり、印象が重くなった場合
  • 左右でまぶたのたるみの程度が異なり、目の大きさが違って見える場合
  • 以前に二重まぶたの手術を受けたものの、加齢とともに皮膚が再びゆるんだ場合
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手術 · 施術の方法

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二重のライン切開による上眼瞼形成

今ある二重のライン、または新たに決めたラインに沿ってゆるんだ皮膚を切除し、必要に応じて眼輪筋と突出した脂肪を一部整えてから縫合します。切開線はラインの中に位置し、目を開けると隠れます。

適している場合 · ゆるんだ皮膚が二重のライン側に集中している場合
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上眼瞼形成+眼瞼下垂矯正

皮膚の切除とあわせて眼瞼挙筋の腱膜を締め、目を開ける力を補強します。皮膚だけを切除しても黒目が隠れたままで眠そうな印象が残る場合に、あわせて行います。

適している場合 · 皮膚のたるみとともに、目を開ける力が弱くなっている場合
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脂肪の調整

まぶたの内側の脂肪が突出して腫れぼったく見える場合は一部を取り除き、反対に脂肪が減って目がくぼんで見える場合は脂肪を温存するか、注入を検討します。中年以降は、脂肪を過剰に取り除かないことが大切です。

適している場合 · まぶたの腫れぼったさ、またはくぼみが同時にある場合
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眉下切開との選択

眉と目の距離が短い場合や眉が下がっている場合は、二重のラインで皮膚を切除すると眉がさらに下がることがあります。このような場合は、眉の下で皮膚を切除する眉下切開が適していることがあるため、カウンセリングで比較して決めます。

適している場合 · 眉が下がっている、または眉と目の距離が短い場合
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イラストと写真

切開二重手術
切開二重手術
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手術の基本情報

手術時間
約1時間(眼瞼下垂矯正を併用する場合は約1時間30分)
麻酔
局所麻酔(必要に応じて静脈麻酔を併用)
入院
なし(当日帰宅)
抜糸
約5~7日
日常生活への復帰
約1~2週間
通院
術後の抜糸 · 1か月 · 3か月

個人の状態によって異なる場合があり、カウンセリング時に正確にご案内いたします。

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アトリエ形成外科のアプローチ

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    視野が遮られている程度からまず確認します

    上眼瞼形成は、形の問題である前に視野の問題です。カウンセリングで、まぶたがまつ毛と瞳孔を覆う程度、額を使って目を開ける習慣、目の疲れを確認し、それを基準に矯正の範囲を決めます。

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    切除量は、残す皮膚を基準に決めます

    どれだけ切り取るかではなく、目が楽に閉じられるためにどれだけ残すべきかを先に計算します。過剰な切除による目の閉じ方の不完全さやドライアイを避けるため、必要な量だけを切除します。

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    眉の位置もあわせて見ます

    眉が下がった状態でまぶたの皮膚だけを切除すると、眉がさらに下がって印象が重くなることがあります。眉の高さと眉と目の距離を確認し、上眼瞼形成が適しているか、眉下切開の方が良いかを判断します。

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    目を開ける力が弱ければ、眼瞼下垂矯正を併用します

    中年以降のたるみは、皮膚のゆるみと眼瞼挙筋の機能低下が同時にある場合が多くあります。皮膚だけを切除しても眠そうな印象が残ることがあるため、必要に応じて眼瞼下垂矯正をあわせて計画します。

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術後の経過

  1. 手術当日

    冷やすケアを始め、頭を高くして休みます。当日帰宅し、処方薬を服用して、切開部に水が触れないようにします。

  2. 2~3日

    腫れと内出血が最も強い時期です。冷やすケアを続け、無理な活動と頭を下げる姿勢を避けます。

  3. 5~7日

    抜糸をします。抜糸後は洗顔が可能になり、この時期から温めるケアに切り替えると腫れの回復に役立ちます。

  4. 2週間

    大きな腫れが落ち着き、ほとんどの日常的な活動が可能になります。軽いメイクが可能で、視野が軽くなったことを実感する時期です。

  5. 1~3か月

    細かな腫れが引き、ラインが自然になります。切開線は初期に赤く見えることがありますが次第に薄くなり、必要に応じて傷あとのケアを併用します。

  6. 6か月

    最終的な形が定まります。回復の速さと結果は個人によって異なります。

回復ケアと術後ケアのスケジュールは、安心管理システムでご確認いただけます。 安心管理システム

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副作用 · 注意事項

出血と血腫、感染、腫れと内出血が生じることがあります。皮膚を過剰に切除すると目の閉じ方が不完全になり、ドライアイ、角膜への刺激、異物感が生じることがあり、切除が不足するとたるみが残ることがあります。左右のラインの高さや目の大きさの非対称、切開線の傷あと、ラインの内側のくぼみが生じることがあり、眉の位置が変わったり、額のしわが一時的に変化したりすることがあります。眼瞼下垂矯正を併用した場合は過矯正または低矯正が生じることがあり、一時的な感覚の低下やまぶたのこわばりが起こることもあります。結果によっては再手術が必要になることがあり、個人差があります。カウンセリング時にリスクと限界を十分にご説明します。

本ページの内容は医療法に基づく一般的な医療情報であり、手術・施術の効果と回復期間は個人によって異なる場合があります。すべての手術・施術には副作用が生じる可能性がありますので、専門医と十分にご相談のうえご決定ください。

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関連研究

  • 学会ポスター
    Asian Upper Lid Blepharoplasty Surgery
    2nd Oculoplastic Aesthetic Forum(第2回眼形成美容フォーラム) · 2018.07 · 中国・瀋陽
    東洋人の上まぶた形成における手術アプローチをまとめたポスター発表
施術ページには該当する項目のみを掲載しており、全リストは学術活動ページにあります。 学術活動をすべて見る
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よくあるご質問

Q1上眼瞼形成を受けると二重になりますか?
切開線が二重のラインの位置に置かれるため、多くの場合ラインができるか、今あるラインがはっきりします。二重を希望されない場合は、ラインを低く設定し、目を開けたときに目立たないように計画することができます。ご希望の形をカウンセリングであらかじめお伝えください。
Q2上眼瞼形成と眉下切開のどちらが合いますか?
ゆるんだ皮膚が二重のライン側に集まっていて眉と目の距離が十分であれば上眼瞼形成が、眉が下がっている、または眉と目の距離が短ければ眉下切開が適している場合が多くあります。今ある二重のラインをそのままにしたい場合にも眉下切開を検討します。カウンセリングで眉の位置と皮膚の余りを見て比較してご説明します。
Q3術後に目がうまく閉じられなくなることはありませんか?
手術直後は腫れによって目の閉じ方が一時的に不完全になることがありますが、多くは回復します。ただし、皮膚を過剰に切除すると続くことがあるため、残すべき皮膚の量を基準に切除量を決めます。
Q4傷あとはどのように残りますか?
切開線は二重のラインの中に位置し、目を開けると隠れます。初期には赤く見えたり硬く触れたりすることがあり、一般的に数か月かけて薄くなります。目を閉じたときに細い線が見えることがあります。
Q5何歳から受けられますか?早すぎるということはありませんか?
年齢よりもたるみの程度が基準です。視野が狭く感じられたり、額に力を入れて目を開ける習慣がついたりしている場合は、カウンセリングをおすすめします。たるみが軽度であれば、手術の代わりに経過観察をおすすめすることもあります。
Q6下眼瞼形成と一緒に受けられますか?
可能です。上まぶたと目の下のたるみが同時にある場合は、同じ日に行うことで回復期間を一度で済ませることができます。ただし、手術の範囲が広くなるため腫れがやや長引くことがあり、健康状態によっては分けて行うこともあります。
Consultation

何をするかを決める前に、どのような方なのかを先に見ます

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