腹部・脇腹の脂肪吸引
へその周囲と下腹部、脇腹に数mmの小さな吸引口を設け、チュメセント液を注入したのち、浅い層と深い層を分けて吸引します。脇腹から背中の上部まで続けて吸引することで、ウエストラインが自然につながります。腹直筋離開がある場合は吸引だけではふくらみが残るため、腹部形成術を検討します。

脂肪吸引は皮下脂肪を吸引して部位ごとの輪郭を整える手術で、皮膚のたるみを伴う場合には切除手術を併用します。
食事や運動で体重を減らしても、特定の部位の脂肪は最後まで残ることが多くあります。腹部と脇腹、太ももの内側と外側、二の腕が代表的です。脂肪吸引は、この皮下脂肪を細い管で吸引し、部位ごとの輪郭を整える手術です。体重を減らす手術ではなく、形を整える手術です。
部位ごとに脂肪層の厚み、皮膚の弾力、筋肉と骨の形が異なります。腹部は浅い層と深い層の脂肪を区別する必要があり、太ももの内側は皮膚が薄いため過度に吸引すると表面がでこぼこになり、腕は神経と血管を避けて吸引する層を決めなければなりません。どれだけ多く取るかよりも、どれだけ均一に、皮膚が回復できる範囲内で取るかが結果を決めます。
皮膚がすでにたるんでいる状態では、脂肪だけを減らすとたるみがより目立ちます。この場合、腹部形成術や二の腕リフト、太ももリフトのような切除手術を併用する必要があります。アトリエ形成外科では、カウンセリングで皮膚の弾力と脂肪層を超音波で確認し、吸引で十分か、切除が必要かをまず判断します。手術は院長が直接執刀し、全身麻酔の手術は1日1件のみ行います。
へその周囲と下腹部、脇腹に数mmの小さな吸引口を設け、チュメセント液を注入したのち、浅い層と深い層を分けて吸引します。脇腹から背中の上部まで続けて吸引することで、ウエストラインが自然につながります。腹直筋離開がある場合は吸引だけではふくらみが残るため、腹部形成術を検討します。
内側、外側、前側、後ろ側(お尻の下のしわ)を区別して吸引します。内側は皮膚が薄く表面が不規則になりやすいため、深い層を中心に控えめに吸引し、外側は張り出した部分と周囲との境目をなだらかにつなぐことに集中します。膝の内側の脂肪も一緒に整えると、脚のラインがつながります。
二の腕の後ろ側と内側、脇の前後の脂肪を吸引します。腕は皮膚の下に神経と血管が近いため、吸引する層と方向を慎重に決めます。腕を上げたときに皮膚が伸びて揺れる程度が大きい場合は、吸引後にたるみが残ることがあるため、二の腕リフトを併用するか、代わりにおすすめします。
腹部形成術や二の腕リフト、太ももリフトと同じ手術で脂肪吸引を併用すると、切除しない部位の厚みを減らして輪郭をつなげます。切除部位の皮膚の血流を考慮し、吸引の範囲と層を制限します。
吸引した脂肪を精製し、バストや顔などボリュームが必要な部位に注入することができます。インプラントを使わない豊胸と併せて計画する場合は、吸引する部位と量を注入計画に合わせて決めます。
個人の状態によって異なる場合があり、カウンセリング時に正確にご案内いたします。
腹部は深い層を中心に体積を減らし、浅い層は表面を均一にするために用います。太ももの内側と腕は皮膚が薄いため、細いカニューレで深い層を中心に吸引します。部位と層に応じてカニューレの太さと方向を変えることが、表面をなめらかに保つ基本です。
一つの部位から脂肪を過度に取ると、表面がくぼみ、皮膚がたるみます。周囲との境目がつながるように吸引量を調節し、立った状態で確認したときに左右と上下が自然につながる形を目標とします。一度に吸引する量には安全のための上限を設けています。
皮膚をつまんで離したときにすぐ戻らない場合は、吸引後にたるみがより現れます。この場合は切除手術を併用するか、切除を優先するのが適切です。吸引で十分か、切除が必要かを、カウンセリングでまずご説明します。
脂肪吸引の後は、腫れや内出血、皮膚の下の硬さが数週間続きます。決められたスケジュールで来院していただき、院長が直接経過を確認し、超音波で漿液腫の有無を調べます。必要に応じて、スマートルクスやオメガライトなどで腫れと回復をサポートします。
吸引口から残ったチュメセント液がにじみ出ることがあるため、吸収パッドと圧迫着を着用します。静脈麻酔の場合は当日退院し、全身麻酔や広範囲の吸引の場合は1日入院することがあります。
内出血と腫れが最も強い時期です。圧迫着を維持し、軽い歩行をおすすめします。痛みは筋肉痛に近い程度で、処方薬で調節します。
初回の来院で吸引口と漿液腫の有無を確認します。シャワーが可能になり、デスクワークなどの軽い日常生活に戻ります。
内出血が薄くなり、吸引口の抜糸を行います。皮膚の下が硬く触れるのは回復過程で、数週間かけて柔らかくなります。
圧迫着の着用を終え、軽い有酸素運動を始めます。腫れがかなり引き、輪郭の変化を確認できます。
残った腫れが引き、皮膚が収縮して最終的な輪郭が完成します。表面の細かな不規則さはこの時期まで経過を見たうえで、必要であれば補正を検討します。
脂肪吸引では、次のような合併症が生じることがあります。出血と血腫、吸引した空間に体液がたまる漿液腫、感染、皮膚表面のでこぼこやくぼみなどの輪郭の不規則、左右差、吸引部位の感覚低下としびれ(多くは数か月かけて回復しますが、一部は長く残ることがあります)、皮膚の色素沈着、吸引口の傷あと、過度な吸引や皮膚の弾力不足による皮膚のたるみ、まれに皮膚壊死があります。大量の吸引や全身麻酔の際には、脂肪塞栓症、深部静脈血栓症と肺塞栓症、水分バランスの乱れのリスクがあるため、吸引量を制限し、圧迫ストッキングと早期歩行で予防します。チュメセント液の局所麻酔薬に関連した副作用が生じる可能性もあります。結果には個人差があり、残った脂肪細胞は体重が増えると再び大きくなることがあり、追加の補正施術が必要になることがあります。以上の事項はカウンセリング時に十分にご説明します。
本ページの内容は医療法に基づく一般的な医療情報であり、手術・施術の効果と回復期間は個人によって異なる場合があります。すべての手術・施術には副作用が生じる可能性がありますので、専門医と十分にご相談のうえご決定ください。
カウンセリングは院長が直接行います。お電話またはカカオトークでカウンセリングの日程をご予約いただくか、オンラインカウンセリングをお申し込みください。